前回の続きです。
前回はストリーミングデータセットで複数タンクの温度を縦持ちにした結果、折れ線グラフは上手く作れましたが、カード表示は上手く行きませんでした。今回はカードが上手く表示されるようにしてみます。
ダッシュボードにストリーミングデータセットのタイルを直接貼って表示する限り、縦持ち(別タンクは別のレコード)では何ともならないので横持ちで持たせる(1レコードに各タンクの温度を持たせる)ことにします。縦持ちのデータセットと横持ちのデータセットの両方を作るのは今一つイケてない気もしますが、、とりあえずこれでやってみます。
まずは余計なカードタイルを削除。
カードタイルが削除されました。改めて左上の「+タイルの追加」をクリック。
ストリーミングデータセットを作ります。マイワークスペース > データセット だけでなく、ここからでも作れるのですね。
新規作成するので「+ストリーミングデータセットの追加」を選択して次へ。
{}APIを選んで次へ。
横持でデータセットを定義します。
PowerShellタブをクリック。
PowerShellでデータを作るサンプルも確認して控えておきましょう。完了ボタンをクリック。
ダッシュボードは変更されていませんが、裏でデータセットは作られています。改めて「+タイルの追加」をクリック。
もう一度「カスタムストリーミングデータセット」を選択して「次へ」。
今度は先ほど作成した横持ちのデータセットを選択して「次へ」。
カードタイルに表示するデータを選択します。3種類ありますが、まずは一つ目の「Mash Tun Temperature」を指定して「次へ」。
分かり易いタイトルをつけて「適用」。
タイルが追加されました。データは未作成なのでまだ表示されません。
前回同様、PowerShellで作成します。サンプルコードを拾ってきて、、
前回のPowerShellに追加。このままだとタンク名とか温度とかサンプルのままなので変更します。
こんな感じに変更すると、一見良さそうですが、縦持ちのデータセットと横持ちのデータセットでバラバラのデータが作られるので、ダメですね。
G〇〇gle先生に聞きながら色々手を加えてみます。冒頭でエンドポイントを2種類定義し、次に現在時刻も一つだけ作成、3つのタンクの温度も作成。その上で縦持ちのデータセットと横持のデータセットに同じ時刻、同じ温度のデータを投げます。ちなみに当方、PowerShellでのコーディング歴2週間の初心者ですのでご了承くださいw
実行します。
グラフとタイルがいい感じに動き始めました! タイルの温度も80度近辺で推移しています。
他の2つのタンクも追加しましょう。まずはFermenting Tankから。
やり方は同じですね。
追加されました。折れ線グラフにMash Tunしか表示されないのが気になります。。
割とこの現象は起きるみたいですが、しばらく待てば解消します。(何故そうなるのかは不勉強につき分かりませんでした。)
実行ボタンを連打するのも辛くなってきたので、自動化します。ループ処理で50回、データを生成します。ループが早すぎると面白くないので、1秒のウェイトを掛けます。(ループは中カッコでくくるんですね。初めて知りました!)
実行するといい感じに動いてくれます。
時々折れ線が掛けるのが難点ですが、ブラウザの再表示処理で直ったりします。
次回はいよいよデータを工場のレイアウトに表示してみようと思います。
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